ソノ ヒトモジガ カンドウへノ 1ピース
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原作者 : 海堂 尊 評価 ★★★★
ジャンル : 医療/ミステリー 出版会社 : 宝島社 発行年月 : 2007年4月 〈作品紹介〉 『チームバチスタの栄光』の田口・白鳥コンビシリーズ第3弾。 不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元に届いた怪文書は、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという匿名の内部告発文書だった。田口は事実の調査に乗り出すが…。 〈作品感想〉 今回は人間模様、心模様がきちんと描かれていて、心に残る作品でした。 この作品での主役(ジェネラル・ルージュ)速水が格好良すぎです。自分の犯した罪を認め、それでも自分の正義だけは貫き、その罪の償いはきちんとする。う〜ん、男ですね〜。 また文章の言い回しは、この人本当に医者か?って思うくらいいいですね。一番好きなところは、桜の枯木を見ながら“チームバチスタの桐生”を思い出しながらの文章、 並木道を通りながら思い出す。桜吹雪の中で見失った男の横顔。 男から託されたものを田口は受け取れたのか。 襟元を吹きすぎる木枯らしに一瞬震える。 枯れ枝の梢は幾何学模様を描き、青空を無数の断片に砕く。 いいですね〜。文章に哀愁を感じてしまいます。 あと気になるのは、やはり(氷姫)姫宮ですね〜。次回作に期待です。 PR |
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